坂東館長が先日、ハワイ遠征を振り返り、印象に残った言葉を綴りました。
Judo is “Universal language”!〜ハワイ遠征で感じたこと〜
https://www.bunbuichido.net/2018hawaii/
同行した私は、主にカメラマン(笑)
ホームステイ先の様子や稽古中は撮影できるタイミングが限られるので、色んな方に撮っていただいた写真も集めて、【ゆるゆるハワイ遠征レポート】をまとめてみました。
※ちなみに。
写真をたくさん載せようと思ったらめっちゃ長くなりました(汗)
長文ですが、お楽しみいただけたら嬉しいです。
《いざ出発!》ハワイだー
7/24(火)19:00、成田空港で集合。
坂東先生から子供達に”ハワイ遠征の心得”なるものが配られました。

ホームステイ五訓、チェックシートも。

特に「パスポート紛失」は一大事です。
そんなことは無い方がいいですが、その時のための英語も添えられてました。
今回の遠征には、文武一道塾 志道館から付き添いのご家族含む総勢21名が参加。
その内、小学3年生・4年生の子供たち7名と私と近藤は柔道クラブ関係者のお宅にホームステイさせていただきました。(付き添いのご家族、成年部の塾生さんはホテル)
《ハワイ1日目》ビーチ&JUDO
現地時間 7/24(火) 10:15にコナ空港に到着。
日差しは強いものの、日本のようにまとわりつく湿気がない分、心地いい暑さでした。
予想はしておりましたが、日本を発つ時から子供たちのテンション高く、飛行機の中でもアニメを見たり、ゲームをしたり。。。。
「俺、飛行機で一睡もしてない」という“寝てない自慢”が多数飛び出しました。
空港でホストファミリーの皆さんが出迎えてくださり、ククイの木の実で出来たレイをひとりひとりの首にかけていただきました。

すぐさま出発。
車を30〜40分程度走らせビーチへ!



透き通るようなきれいな海で遊んだ後、海を見ながらお弁当を頬張る。

「本当に来たんだなぁ、ハワイ」
キラキラと輝く海を遠くに見ながら、うっとりしました。
そのままヒロにある道場へ。


稽古開始まで束の間の休憩です。

17:30からいよいよ柔道稽古。約1時間半たっぷりと汗をかきました。


稽古中、館長はあえて、困った様子を見ても助け舟を極力出さないようにしていたそうです。
「何を言われているか分からなくても、周囲を見渡せばいいだけ。
普段日本ではやっていないようなエクササイズでも、見様見まねでやってみて。」
つい日本人同士でかたまってしまうので『2人組になる時は日本人同士では組み合わないように!』とだけ伝えていました。
稽古も中盤に差し掛かると、だんだんと場の雰囲気に馴染んでいったようで、自分から現地の子に挑む姿も見えて頼もしく感じました。

稽古終了後はヒロ本願寺施設内の別棟に移動し、柔道クラブの仲間と夕食。

フルーツや焼き菓子類がとてもカラフル。

ハワイ名物のシナモンロールはめまいがしそうなくらい甘かったです。。。。
その後、ホテル組はホテルへ。
ホームステイ組はホストファミリーに連れられ各ご家庭に散らばっていきました。
《ハワイ2日目》ALL freeな観光Day!
ホストファミリー宅で朝食をいただき、カメハメハ大王像前でみんなと待ち合わせ。

そして、ビーチへ!




ホストファミリーが用意してくださったカヤックやロングボードなどでひたすら海遊び。
お昼は焼きたてのパテやソーセージを自分ではさんでつくるバーガーやホットドック。

サラダがあったり、BBQのように串刺しにしたフルーツスティックがあったり、ガーデンパーティみたいな豪華さでした。

ビーチが名残惜しいようで、帰り側まで遊ぶ子供達。
「何それ?」
「ダム」


・・・・なぜダム(苦笑)
お昼をいただいた後は、ココナッツアイランド&日本庭園風な公園まで散歩。

狛犬と鳥居、そして枝葉を豊かに広げるハワイらしい木。


コントラストが面白かったです。
海の方へ足を運ぶと、飛び込み台から歓声を上げながら海に飛び込む現地の少年たち。


道場の子たちは羨ましそうに眺めていました。
目を離すと
男子はすぐ寄り道してしゃがみこみます。

石を拾えば投げ、波打ち際では光るガラスの破片を集める。
夢中でやってます。
「ほら、行くよ!」
まっったくもう、男子ってー!
この日は16:00頃に解散し、それぞれのご家庭・ホテルへ。
ハワイの家庭料理を振舞っていただきました。
(写真、撮り損ねた、残念)
《ハワイ3日目》FREE Time & JUDO
柔道の稽古が始まる17:30までは自由時間。
館長と近藤はホストファミリーに買い物に連れて行っていただきました。



レジ周りにたくさんの招き猫が飾られたレストラン。


ロコモコを注文。
日本で食べるとデミグラスソースがかかっているのが定番ですが、現地で食べたロコモコは餡かけのような、出汁のきいたソースがかかってました。
これはこれで、美味ー。
ビッグアイランドのお土産といえば


クッキーにチョコをつけているところ。

滝も見に行きました。


夜は2回目の柔道稽古。
道場に集まってそれぞれの近況をきき
(パスポートチェックをしたかも、しつこく聞き)
柔道Timeを楽しみました。





結びに、現地の方からたくさんのプレゼントをいただきました。

私たちからも各自が用意していったちょっとしたお土産を手渡し、挨拶。
みんなで集合写真を撮影して、握手して、再会を約束しました。

私たちがお世話になったホストファミリーと!

ディナーは、楽しみにしていたパパ作のテールスープ。

朝から仕込んでくださった、愛情たっぷりスープ。
お肉とろとろであっという間に完食。
夜ご飯の時に「ミッチのあいことば」をプレゼント。
一緒に柔道をやったタイラーがゆっくりページをめくり楽しそうに読んでくれる姿が嬉しかったです。

彼は私たちの寝室に出た珍客【とかげちゃん】を逃してくれました。
(館長は虫や爬虫類が苦手。。。)

海側ではなく山の方にたたずむ私たちのホストファミリー宅は
青々とした芝に囲まれてとても静か。
鳥の鳴き声や虫の音を聴きながら眠りにつく日々は
幼い頃におばあちゃん家に遊びに行った夏休みを思い出し
ちょっとセンチメンタルな気分に。
なんて言いつつ
眠気に勝てず、いつの間に朝を迎えました。
《最終日》ハプニング!それも良しとするか
朝、7:00に集合し、空港へ。
のはずが、航空会社から連絡が入り【日本に台風接近中。出発を4時間半遅らせる】とのこと。
急遽、連絡を取り合い「じゃ、ちょっと時間潰そうか」ということに。
ホストファミリー皆さんで話し合ってくれて、まずはアスレチックへ!


鬼ごっこしたり、遊具を登ったり降りたり、元気いっぱいです。
その後、ランチやショッピング。
子供たちがお小遣いを握りしめ、買い物を楽しみました。
ある男の子が
「自分のお金でお土産を買うって楽しいね。どんなものをあげたら喜んでくれるか、想像しながら買い物するってすごくいい。」と話してくれたことが印象に残っています。
親元を離れたからこそできる、これも経験の一つですね。
個人的には現地のスーパーをじっくり探検したかったな。
物価や文化の違いを肌で感じることができてるし”暮らし”を知ることができて興味深い。
納豆や味噌など、日本食の材料は高かったですねー。
ビールやお肉は安かったな。

ハワイ島で出会った現地の方々はとてもフレンドリー。
スーパーのレジ打ちスタッフも、レストランのホールスタッフも、ショッピング中に立ち寄ったスポーツショップの店員さんも
「どこから来たの?」
「何しに?」
「へー、子供たち連れて柔道、いいね」
「楽しんでいってね」
と声をかけてくれました。
テンションあがった子供たちがキャッキャとじゃれあっていても
いきなり駆け出しても
誰も顔をしかめたりしません。
大きく受け止めてくれる感じがして、引率をしている私たちも緊張がほぐれました。
ホストファミリーの方々も、預かっている子供の写真をたくさん撮ってくださったり、調子はどうか困っていることはないか、常に気遣ってくださいました。
その様子を見て、なんの心配もなく過ごすことができました。
帰りにさよならする時
「子供達はすごいエネルギーだった」と言っていて
「ですよねー」と私たち。
一緒に笑いあって握手しました。
子供達の有り余る元気を受け止めてくれ
のびのびと過ごさせてくださったこと
本当にありがたかったです。

景色も、食べ物も、気候も良かったけど
なにより人の善き気持ちに触れることができたことが
嬉しかったです。
日本に来ることがあればぜひ恩返ししたいです!
あー、また今すぐにでもハワイに行きたいな。

館長秘書 近藤ともこ(こんとも)