【幼児・小学生への柔道指導】釣込腰の極意!...
館長(コラム・講演・対談) 2020年11月2日2020年1月19日に開催した第6回志道館杯では、柔道界のレジェンド・岡野功先生をゲストにお招きし、3歳児〜50代の塾生の皆さん...
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※三人打ち込みをする図。力を出しきれ、技をかけきれ!!
ある日の稽古おわり、小1女児と館長がこんな会話を交わしていました。
館長「◯◯(女児の名前)は、柔道好き?」
小1女児「うん、好き!」
館長「柔道の何が好きなの?」
女児「最後のやつ」
(※「最後のやつ」とは、いつも稽古の一番最後にやる“乱取り”のこと。)
館長「乱取りの何がいいの?」
小1女児「スッキリする!!」
「スッキリする!!」、柔道の魅力を明確に端的に表した深い言葉だと思います。
子供だって幼いながらに悩みや不安、心配事を心に抱えているばずです。
声を出して相手を投げる、全力で相手にぶつかっていく、息が上がる、汗をかく、そんな非日常的な一コマが心身をスッキリさせるのでしょう。
なぜ私近藤が、38歳で柔道を始めて現在まで4年間辞めずに続けているのか、と考えました。
大人になると「これをやったらどんな意味があるか」「どんなメリットがあるか」と考えてしまいがち。
少なくとも私はそうです。
柔道って全身を使うから、やればもちろん疲れるし、時には打ち所が悪くて痛かったり辛かったりするわけです。でも稽古が終わるとまたやりたくなる。
それは柔道して体力出し切ることで爽快感があるから、だと思います。
体をちゃんと使って疲れさせることで眠りも深くなりますし、しっかり眠れると翌朝ここちよく目覚めることができます。
力がフル充電されているされている感じで集中力が高まります。
気持ちよく疲れることで、思考がクリアになるんですね。
私は物書きという仕事もしてますが、考えすぎると頭ばかりに血が上ってモヤモヤする。そのモヤモヤを体をちゃんと疲れさせてあげることでスッキリさせる。すると、次のアイデアが浮かんだりするわけです。
私にとって柔道を続けることは「メリットの方が多い」ですね。
私に限らず成年部で柔道に打ち込む社会人の方も同様です。年代問わず、稽古後はスッキリした顔をして帰られます。
子供はシンプルに「スッキリするから」「楽しいから」という思いで道場に通ってくれていると思いますが、柔道を通して感じることは大人も子供も同じ。共感し合えるんだなぁと、館長と子供のやりとりを聞いて思いました。
・どうしても思考が優先してしまう人。
・ストレスを抱えがちな人。
・考えすぎる性格の人。
・感情をためてしまう傾向の人。
こんな人には、ぜひ柔道を体験して欲しいですね。
なんせ本当に「スッキリ!」しますから(^_−)−☆
館長秘書 近藤ともこ(こんとも)
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