密を避けながら元気に稽古!〜2020年6月17日 ...
幼児・小学生クラス<稽古風景> 2020年6月17日まるで夏が駆け足でやってきたような暑い日。 子どもたちは汗をかきながら道場へやってきます。 ...
密を避けながら元気に稽古!〜2020年6月17日 ...
まるで夏が駆け足でやってきたような暑い日。 子どもたちは汗をかきながら道場へやってきます。 ...
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今朝のフジテレビ「とくダネ!」で、“あなたは大丈夫?姿勢の乱れは健康の乱れ”という特集が放映されていました。その中で痛ましかったのが、ゲームのやり過ぎで5歳児にして腰痛持ちになってしまったという男児の写真です。首が前に突き出し、明らかに身体が歪んでいました。
その特集を見て、思い出したのが【立腰(りつよう)】という言葉です。【立腰】とは、文字通り“腰骨を立てる”こと。人は腰骨を立てることで、“胆力”が養われます。
私たち日本人の腸は西洋人の比べて長い。その上、背丈は低いとなれば、狭いところにぎゅうぎゅう詰めになっているわけです。腸は内容物を送るのに蠕動(ぜんどう)運動を行なっています。姿勢が悪いと腸は常に前後左右から圧迫を受けますから、長年のこととなれば、腸を弱くし傷めることになり、運動が不活発になり、送り出すべきものが常に滞るとさらに弱め傷めます。
腸こそが胆の素、気を生み出す大元とされていますから、段々「気弱」になり、「気力」が失せてします。それを救うのが「立腰」で、良い姿勢こそが胆力の源なのです。
「リーダーの指針 東洋思考(田口佳史・著/かんき出版)」より抜粋
ここまで文明が発達する前の日本は、生活そのものの中で、腰骨を立てる必要があったのだと思います。和式便所、ちゃぶ台での食事、座卓での勉学、布団の上げ下ろし等々。しかし、現代社会に生きる私たちは、“便利さ”の享受により、意識して鍛えないと腰骨が立たないどころか、前述したゲームのやり過ぎで背骨が歪んだ男児の様に、姿勢を悪くする要因が溢れる中で生活をしています。
柔道の稽古前後には、正座で整列して礼をします。この正座をした時に、姿勢がいいかどうかがよく分かります。志道館では、稽古後正座して古典(実語教、大学)の素読をします。時間にすると大体10分程度でしょうか。入門直後は、素読中背中が曲がってきて、よく私に注意されていた子でも、回数を重ねると背筋を伸ばした姿勢をキープできるようになる姿を見ると、やはり鍛錬は必要だと感じます。また、勉強時間では座卓を道場に出して勉強します。勉強に集中している子は姿勢がいいですし、集中力が途切れた子は、机に肘をつき始めたりします。「姿勢」はそういう心持ちも現れるのだと感じます。そもそも柔道は「立腰」が基本姿勢です。身体の芯が弱いと受身もままなりません。
前掲した著書の中で、
「立腰」は、幼少期から習い性となるよう指導してしまうことが肝要です。
ある一定以上の年齢になると、そうしても常に「自分に言い聞かせる」ことをしないとマスターできません(以下省略)
と述べられている通り、幼少時代から「姿勢」を意識して柔道や剣道等の武道や、スポーツに取り組むことが、この現代社会では必要なのかもしれません。
「姿勢は、その子の人生を左右する」そう言っても過言ではない。今朝の情報番組を見て、志道館の子どもたちには、今まで以上に“姿勢”を意識できるよう指導していこうと思いました。
館長・坂東真夕子
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