学習環境についてのこだわり〜”集中”をいかに...
港南道場 2021年7月15日港南道場は報知新聞社の中にあります。 以前は印刷用の輪転機が置かれ、その後しばらくは倉庫として放置されてい...
学習環境についてのこだわり〜”集中”をいかに...
港南道場は報知新聞社の中にあります。 以前は印刷用の輪転機が置かれ、その後しばらくは倉庫として放置されてい...
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江戸時代の寺子屋では、「小(こ)さらい」「大(おお)さらい」という取り組みがありました。現代でいう中間テスト・期末テストにあたりますが、「他人と点数を比較して順位をつける」というよりも、ある一定期間で自分がどれだけ成長したのか、を明確にするための取り組みだったようです。
志道館もこの取り組みに倣い、幼年部・少年部では、
①目標を明確に持ち、目標に向かって努力する事を習慣化する。
②一定期間に本人がどれだけ成長したかを確認する。
ということを目的に、定期的に「小さらい」「大さらい」を実施しています。
志道館独自で昇級基準を設け、本人の成長の証として、帯の色が変わっていきます。過去の自分と対比して成長度合いを図ります。
ただし、どんなに技量に優れていたとしても、「志道館10の習慣」が日々疎かになっていたり、「志道館五訓」を暗唱できなければ、昇級はしません。
また、級が上がるにつれて、柔道の創始者や基本理念のテストがあったり、「私にとっての“自他共栄”とは?」等、作文&スピーチがあります。子どもたちには、柔道精神をよく理解し、自分の頭で考えることができる、自立した人間になって欲しいと思っています。
※志道館独自の昇級基準
<画像参照>
〈2015年度小さらい実施予定日〉
・3月23日〜26日※実施済み
・9月28日〜10月1日※もうすぐ!
・2016年3月22日〜25日
年に一度開催する、道場内の試合稽古です。試合形式で行い、勝敗を決し優勝者にはメダルが贈呈されます。勝つ喜び、負ける悔しさを味わい自身の成長につなげて欲しいと思います。「小さらい」は、「過去の自分との対比」により、成長を確認する場となりますが、「大さらい」は、「他者との試し合いを通して」成長を確認することになります。もちろん、勝敗がつきますが、「試合」という非日常の中で、自分自身と対峙し、緊張や弱気を乗り越えていく、もしくはそこに屈してしまうことで、子ども達の中で、今は幼くて言葉にすることができなくても、一つでも気づきを得る場であるよう、その運営に尽力したいと思います。
昨年(2014年)の記念すべき第一回大会は、10月25日に開催。私が思っていた以上に子どもたちの成長を感じることができました。また、2010年&2011年世界選手権二連覇、そして2015年8月の世界選手権では銀メダルを獲得した浅見八瑠奈選手による柔道教室&ミニ講演会も実施され、大いに盛り上がりました!
今年(2015年)は11月14日に開催します!そして、今年も、素晴らしいゲストをお招きします!
「小さらい」「大さらい」、準備はなかなか大変ですが、それ以上に、私自身も楽しみです!
その様子は、またレポートしたいと思います。
館長 坂東真夕子
港南道場は報知新聞社の中にあります。 以前は印刷用の輪転機が置かれ、その後しばらくは倉庫として放置されてい...
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幼児・小学生クラスでは、「床がやわらかい畳である」という柔道場の特性をいかして、様々な運動・アクティビティを導入して...
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港南道場の幼年部・少年部では最上級生が現在小学校3年生です。 小学校3年生というと学校でいえば低学年から中学年へあが...
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