志道館杯を振り返って その2~「勝ち」より...
港南道場 2020年2月26日志道館杯は、「勝利」だけを目指す大会ではありません。子ども達が、大会という場を通して「成長」することを最も大切にして...
志道館杯を振り返って その2~「勝ち」より...
志道館杯は、「勝利」だけを目指す大会ではありません。子ども達が、大会という場を通して「成長」することを最も大切にして...
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目次
志道館では「子どもの躾」とは「よい習慣を身につける事」だと考えています。
【志道館10の習慣】を道場に張り出し、子どもたちに意識させています。
※具体的な行動として、柔道着を家で洗濯してもらう時には「お願いします」、受け取る時には「ありがとうございました」と言いましょう、と。親にやってもらうことは当たり前のことではなく有り難いことであって、その感謝の思いを言葉で伝えることが親孝行の始まりではないかと思うのです。
※稽古中「疲れたなー」「ふざけちゃおうかな」「これは苦手だからあんまりやりたくないな」、そんな弱い自分に打ち勝つことができたか、子どもたちに問いかけています。
※人に言われてやっているうちはまだ習慣ではない。自分からできる習慣を身につけておけば社会人になってからも大いに役立ちます。
※哲学者 森信三(もりしんぞう)氏は「靴を揃えると心も揃う」と説いています。さらにこの森信三は以下の3つだけを9歳までに身につけることができれば、それが躾の全てであると説いています。
「しつけの三原則」
◆朝の挨拶を自分からする。
◆名前を呼ばれたら「はい」と返事する。
◆席を立ったらイスをしまい、靴を脱いだら揃える。
※小学生は4分以内、幼児は5分以内。自分で素早く柔道着を着る事ができるようになるのも大切な柔道修行です。家でのパジャマから洋服への着替え等にも生かしてもらいたいものです。
※「靴を揃えると心も揃う」と同様、次に使う人のことを考えて「トイレをきれいに使うことができる人」は「人を思いやることができる人」なのではないでしょうか。
※「ものを大事にする」「自分のことは自分で責任を持って行なう」。そのことを服や道着の脱ぎ着においても意識することが大切です。
※柔道着を整えることは、”相手に対して礼を尽くす姿勢”の表れでもあります。
※まずは「型」から。仮にどんなに心を込めていたとしても、「型」がいい加減な礼は、相手にその心が伝わりません。
※こちらも③同様です。
どれも当たり前のことですが、上記の様に可視化をして一度や二度言ったところで、習慣化される程簡単なものではありません。
根気よく言い続けて、いつの間にかできるようになっている、これが習慣化ではないでしょうか。そして習慣化されれば、道場の外の世界(学校や家等)でも、自ずとそれができるようになることでしょう。
考えが変われば 行動が変わる
行動が変われば 習慣が変わる
習慣が変われば 性格が変わる
性格が変われば 人格が変わる
人格が変われば 人生が変わる
※元メジャーリーガー松井秀樹氏の座右の銘でもあるそうです。ある心理学者の言葉であるとか、ヒンズー教の教えである等、出所は明らかではありません。
上記の言葉の通り、習慣は人生に影響を及ぼします。よい習慣を身につけることができれば、よい人生、実り多き豊かな人生を歩むことができるでしょう。
私自身も子どもたちに恥じないよう、【志道館10の習慣】を実践し続けると同時に、子どもたちにとって「小うるさいおばちゃん」であり続けたいと思います。
館長 坂東真夕子
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