「形研究会」の活動~「形」は奥深い!面白い...
港南道場 2019年6月28日志道館成年部には、2つの分科会が存在します。「嘉納治五郎研究会」と「形研究会」です。 今回は、「形研究会」の活動につ...
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気合いだけでは乗り越えられないものがある。
私はある重大な欠点に気づいてしまった。弱点、と言ってもいい。。。。。。(前回のおはなし)
乱取りを終えた後、脳裏に子どものころの記憶が蘇った。
(しばし回想)
小学生の頃、ピアノを習っていた。
気が散漫で、しょっちゅう余計なことを考えては自主練習が滞っていたので、1曲をマスターするのに時間がかかった。
そんな私も、まれにものすごい集中力を発揮することがある。
楽譜を追う目は滑らかで、鍵盤をたたく指もスムーズ。
情緒たっぷりに演出しながら弾き続ける時間は、他の事を考える暇がない程、ピアノと私の間に甘い時間が流れた。
(こんなドラマチックにこの曲を演奏できるなんて。ミスタッチはあったものの、まるで歌うように情緒豊かに弾くことができた。もしこの部屋に観客がいたら、賞賛の拍手を贈ってくれるだろう。あたし、、、、、、、天才かもしんない。。。。。。)
ドサッッっつ!!
(・・・・・・・あれ?!・・・・・・・天井が見える。??? ピアノに向かっていたはずなのに。)
イスから転げ落ちたところで意識が戻った。前に伸ばした手そのままに、真後ろに転げる様にして落ちた。のだ。
(回想、おわり)
あの時と同じことが、乱取り中に起きていたことに気づいた。
意識を研ぎすまし、集中がMAXに高まった時にあたいに起こる現象。それは
集中しすぎて、呼吸を忘れてしまう!
ということだ。
つまり「息を吸ったり、吐いたりするのを忘れて、息が止まってしまう」。
1分を長いと感じ、辛かったのももちろんあるだろうが、息を止めた状態で乱取りしていた、のが原因だった。
・・・・・ははーーん、なるほどね。どおりで息が苦しかったわけだぁ。・・・・・!ヤバいっ。昇段審査会中にこれが起きたら、どないしよ!!
どうやって防いだらいいのだろう。
無意識で息を止めているのだ。それをどう回避したらいいのか。
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乱取り稽古がはじまった。
今日も女性は私と館長のみ。また館長との取り組みだろうか。
もう今回は「呼吸をする」ということを目標にしよう。技の精度、とか言う前に、命をつなぐことを考えねば。
(は?なにこの、最低限の目標。。。。。。。曲がりなりにも黒帯を取ろうとしてるんですけど。こんなことでいいのかしら。いままで「これ以上太らない様に」「健康でいられるように」と、健やか体操くらいの感じで柔道やってきちゃったからなぁ。やっと本気になって、黒帯取るぞ!と集中しはじめたら、あのクセが出てきてしまった。。。。はぁ。。。)
あまりの次元の低さに、にやけてしまう。
トホホ。
先が思いやられる。
館長「あれ、なんだか楽しそうだね。よし、じゃもう1本乱取りしましょう!!!」
きゃーーーーー。館長の鬼!!
(息をすること!息をすること!息をすること!息をすること!)
その後の乱取りは「息を吸うこと、吐くこと」という最低限の目標は達成できました、、、、、。
その分、技の完成度はお粗末な結果に。
(T_T)くそぉ。。。。。。。
これまで、かごの中の鳥みたいに、誰ともぶつかり合わずピーピー言っていればいい環境ばかりを選んで生きた、あたい。
日々、空想と妄想に心を遊ばせ、ゆるゆると過ごしてきてしまった。
そんなあたいに”闘争心”というものが湧き出る日が来るのだろうか。
目覚めよ!ウルフ近藤!!
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