※稽古がきつくて、写真を撮っている暇はないのでした。。。。。(ゆえにイラスト)
こんなにもイメージ通りにいかないのか。。。。。
火曜日のあたくし(前回のおはなし)
たった1分間。
されど1分間。
60秒間、しっかりと技をかけ続けていれば、諦めないでがんばっていれば、もっと納得のいく結果を出せたのに。。。
ぐやじぃぃぃぃぃーーーーー(T_T)
筋肉のきしみを全身に感じながら、私は前夜の乱取りのことを思い返していた。
(テーマは”大内刈りをイメージ通りに再現すること”だった。それに挑むことはできた。相手を崩すことにも意識を集中した。足で刈るのではなく、腰をしっかりと回して力を最大限に活用して刈る、ということも念頭に置いていた。でも、できなかった。なぜだ。何がいけなかったのだろうか?ひとつ思い浮かぶのは、途中から「1分、ながーーーい。まだ?まだ1分たたないの?」ということにとらわれてしまって技のことから気持ちがそれてしまった。
それだけか?うーーん。。。。。。確か、足が届かない、という場面があったな。それは私の足がみぢかい、という理由だけではないだろう。。。。あ!”投げられる”ことが怖かったんだ、腰が引けていたんだ。だって、だって。。。。。。館長、組み合っただけでその強さが伝わってくるんだもん。乱取りなんだから、館長が本気を出すことなんて万に一つもないけれど、「なげられたくなーーい」と考えるあまりに、腰が引けて力が半減してしまっていた。こえー。館長、こえー。その気持ちを克服できなかった。。。)
・・・・・・以外と冷静に振り返れるじゃない、あたい。
よし。もう「1分の長さ」に気を取られるのはやめよう。もっと集中していたらそんなことすら考えなかったはず。それと。
館長が乱取りで白帯相手に本気だすはずないじゃんか!!あほっ!
ということを覚えておこう。
結局さ、いろんなことのせいにしているよね、逃げているよね、気持ちが。
今夜の稽古は「1分間の長さにとらわれない」ということと「館長は強いゆえに優しいから安全」ということを頭において、とにかく腰が引けないように、前に前に、出て行こう。
形を正しく、ということも大切だけれど、気持ちが負けちゃったらそれでもうおしまいだから。
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いよいよ、また乱取りの時間が来た。私は深呼吸をして、静かに館長と対峙した。
(過度のイメージトレーニングを手放すんだぁ〜!!)
「気持ちで負けない、前に出て行く!」ということを意識して、再び館長に挑んだ。
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乱取りが終わった後「けっこう、前のめりでいけたじゃん!」と自分を誉めてあげた一方で、私はあることに気づいてしまった。
命に関わる、決定的な弱点に!!!
それは。。。。。。。。。
最大の弱点、それは!? に続く。