柔道で心身ともに健康になろう!!〜健康柔道...
館長(コラム・講演・対談) 2020年8月19日柔道には、創始者・嘉納治五郎師範が提唱した「精力善用 自他共栄」という基本理念があります。 &nbs...
柔道で心身ともに健康になろう!!〜健康柔道...
柔道には、創始者・嘉納治五郎師範が提唱した「精力善用 自他共栄」という基本理念があります。 &nbs...
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この写真は、私が中学3年生の夏(1992年)全国中学校柔道大会で準優勝(女子個人−48kg級)した時の写真です。懐かしい…。
私は中学1年生の時に中学校(高知学芸中学校)の部活で柔道を始めました。
自分自身の柔道人生を振り返ると、中学生の頃が一番楽しかった。毎日の稽古はきつかったですが、やればやるほど強くなる自分を感じることができました。
高知学芸は中高一貫校でしたので、恩師自身も長期的な視野で指導することができたと思いますし、また常に高校生の先輩達と一緒に稽古をしていましたので、自分より力が上の相手が身近におり、今思えば恵まれた環境で柔道に打込めたと思います。そんな恩師や先輩方に恵まれたお陰で、中学3年生の時には四国代表としてバルセロナオリンピック代表選考会に出場(※当時は地区予選会から選考会に出場できるシステムでした)。当時高校生だった谷(旧姓・田村)亮子選手をはじめとするトップクラスの選手の試合を目の当たりにし、身体の奥底から感動が湧き上ってきたことを昨日のことのように思い出すことができます。その経験がなければ、もしかして27歳まで競技柔道を続けなかったかも知れません。
志道館には、「中学に柔道部がない」という理由で、新宿区外から電車やバスで志道館に通っている中学生が数名います。また、中学校に柔道部はあっても、顧問の先生が柔道未経験者で、専門的な技術をもっと学びたい、と、月1回ペースで東京都外から志道館に通っている中学生も数名います。(ちなみに、この生徒たちのお母様方も自分の息子たちに刺激され40代や30代で柔道をはじめました!)
近年、日本の柔道人口は減少の一途を辿っていると言います(あれだけ不祥事が続けば、当たり前と言えば当たり前ですが…)。特に、中高生の柔道人口が減っているとか。その要因は様々あると思いますが、小学生時代に町道場などで柔道をやっていても、中学校に柔道部がない、もしくは燃え尽きてしまった等の理由で柔道から遠ざかってしまう子どもも多いのかも知れません。
また、中学校武道必修化に伴い、全体的には中学生が柔道に触れる機会は増えているのかもしれませんが、もし、そこで柔道に興味を持ったとしても、気軽に柔道を始められる環境が整っていないような気もします。
小学生時代には柔道に触れた事がないけれど、「強くなりたい!」というあなたも、「学校の柔道の授業でいい点数を取りたい!」というあなたも、「とにかく柔道をやってみたい!」というあなたも。ぜひ志道館の門を叩いてみて下さい。
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館長・坂東真夕子
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