ドイツ人作家ILIJA TROJANOW(イリヤ・トロヤ...
【Judo Experience Program】【International exchange】 2015年12月2日海外からの素敵なお客様! 「世界収集家」(浅井晶子・訳/早川書房)という本をご存知でしょうか? この作品...
ドイツ人作家ILIJA TROJANOW(イリヤ・トロヤ...
海外からの素敵なお客様! 「世界収集家」(浅井晶子・訳/早川書房)という本をご存知でしょうか? この作品...
続きを見る
暑さ厳しい8月の下旬に、女性から道場へ直接問い合わせがありました。
「日本を数週間、旅行する予定。
夫はオーストラリアでレスリングと柔術を練習している。
東京にいる間に、日本で経験豊富な男性の柔道の先生から学んでみたい」とのこと。
数回のやり取りを重ねる中で、日本での稽古を楽しみにしている様子が伝わってきました。
「日本に行ったからこそ学ぶことができた!」という喜びと楽しさをお土産に持って帰ってもらいたいと思い、準備を進めました。
柔道は初めて、ということでしたので、大腰からスタート。
技の説明しつつ
・力任せに相手を投げる=柔道、ではない。
・「崩し」「作り」「掛け」の話
を織り交ぜて指導をしました。
柔道ことば18にはこのような記述があります。
「崩しの理」とは、攻撃の立場から相手の姿勢・バランスを崩し、勝機を作る原理のこと
知ってるだけで上達する!! 嘉納治五郎の哲学にふれる 柔道ことば18〜楽しく学ぶ柔道の奥義〜
https://www.bunbuichido.net/20231220judokotoba-on-sale-now/
【その十】崩しの理〜柔道原理(3)〜より抜粋
力づくで技をかけても、技はかかりません。
しっかり相手の体勢を崩すことが大事です。
相手の体を不安定な状態に崩し、相手と適切な間隔を取り、投げるのに都合の良い姿勢を作る。
この「作り」ができてはじめて、その形にふさわしい技を「掛け」ることができるわけです。
このような柔道原理を伝えることで、技の理解が深まります。
理解ができると、いかに体を使うかということが組み立てられるようになります。
柔道衣の正しい持ち方
大腰に入る際の足さばき
体の回し方
段階を踏みながら体験していただきます。
途中で先生の技を受けてもらいました。
自分が技を受けてみることで、相手を腰に載せる感覚が掴みやすくなったようです。
1)相手を前方に崩す。
2)しっかり体を回す。
3)投げ切る。
一つ一つの動作の形を確認しながら、投げてみるところまでやってみます。
ご本人から「投げられる感覚を掴みたいから、投げてみてほしい」とリクエストが!
積極的に気持ちを伝えてくれるので、指導する方もやりがいがあります。
受身の仕方を教えた後、ゆっくりと投げてみます。
受身も上手でした!
普段からレスリングや柔術に触れているだけあって、体の使い方が上手で、コツを掴むのも早い!
大腰がだいぶ様になってきたので、大内刈もやってみました。
本日のまとめとして
「今日やってみた技(大腰、大内刈)を、動きながらかけてみましょう!」
ということで、何本か組み合って練習。
つい腕に力が入りすぎてしまったり、思ったように足が動かせなかったりと、悔しそうな表情も見せていましたが、それも一生懸命な証。
稽古の後は「とても楽しかった!」と、高揚した様子でお話しくださいました。
”ミッチのあいことば”をお渡しすると、とても嬉しそうに受け取ってくださいました。
自国に帰った後に、また柔道のことを思い返してくれると嬉しいですね!
志道館の【Judo Experience Program】が、”柔道”を伝える、日本と世界の架け橋になれるよう
これからもコツコツ取り組んでいきたいと思います。
館長補佐 近藤
海外からの素敵なお客様! 「世界収集家」(浅井晶子・訳/早川書房)という本をご存知でしょうか? この作品...
海外からの素敵なお客様! 「世界収集家」(浅井晶子・訳/早川書房)という本をご存知でしょうか? この作品...
続きを見る
今回のお問い合わせは、イタリアで子供たちに柔道を教えているという男性でした。 6歳で柔道を始めたそうで、約20年の柔道歴...
今回のお問い合わせは、イタリアで子供たちに柔道を教えているという男性でした。 6歳で柔道を始めたそうで、約20年の柔道歴...
続きを見る
この度、将来子供たちが海外の道場と柔道交流ができたらと考え、ハワイの”ヒロ本願寺柔道クラブ”という道場に視察にでかけま...
この度、将来子供たちが海外の道場と柔道交流ができたらと考え、ハワイの”ヒロ本願寺柔道クラブ”という道場に視察にでかけま...
続きを見る