「アウトプット」の機会を創出する!〜四期目の取り組み〜

館長(コラム・講演・対談) 2016年7月29日
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はじめに

 

7月末をもって、株式会社志道館(2013年8月15日設立)は、三期目が終わります。

何もないところから始まった志道館も、会社として、お陰様でもうすぐ四期目を迎えます。

文武一道塾 志道館の生徒さんとそのご家族、先生方や関係者を始め、いつも応援してくれる皆様に、この場を借りて深く感謝申し上げます。いつも有り難うございます。この3年間積み重ねた経験を元に、4年目以降はさらに深化、進化していきたいと思います。これからもよろしくお願い致します!!

 

※四期目初日の8月1日は、私の柔道人生の原点である高知県で、体育教員を対象にした柔道講習会で講師を務めさせていただくことになり(それも、恩師と一緒に!)、初心・原点に回帰するよい機会になりそうです。(この模様は後日改めてレポート致します。)

 

 

四期目テーマは「アウトプット」

 

私自身、起業する際、自分の考えや、自分がやろうとしていることを人にどう伝えるか?

柔道の素晴らしさをどう伝えればいいのか?その事に腐心してきました。自分自身のことなのに、人に思いを伝えること、それを文字に落とすことは、こうも難しいのかと。今も、こうしてコラムを書く度に、また、講演や執筆の以来がある度に、その難しさを痛感します。

そして、こうして自分自身の意見を、自分を主語にして語る事は、勇気と覚悟、信念が必要だとも感じています。

勇気を出してアウトプットすることで、自分自身の思いや考えが整理され、新たな気づきも生まれます。また、アウトプットしなければ、共感者にも出会う事ができません。

アウトプットすることで、自ら成長し、新たな濃い出会いも生まれるわけです。

 

子どもたちには、将来、自分の意見や考えを臆せず他者の前で語ることのできる、骨太(ほねぶと)な人になって欲しいと思います。

文武一道塾 志道館では、今までも自分の考え、思いをアウトプットする、ということを意識してきました。

例えば、志道館昇級試験において、上級者にはスピーチという課題があります。テーマに沿って、作文を作り、それをみんなの前でスピーチします。また、昇級試験結果発表後には、それぞれが「〇〇の誓い」(〇〇には、自分の級や帯の色が入ります)というのを立て、次の昇級試験まで、どう稽古に取り組むのか?その誓いをみんなの前で発表します。

普段の稽古の中でも、自分が学んだ事を人に教えることで、その理解をより深めていくことを目的に、子どもたち同士教え合う場面を設けてきました。

 

金曜日英語クラスでも、海外のお友達に手紙を書いたり、海外にいる人とスカイプでお話ししたり、誰かがリーダーになって、みんなをリードしたり、自分の思いを英語で伝える、英語を人前で発する、ということにフォーカスしてます。

 

上記は引き続き継続しながら、四期目は、今まで以上に、アウトプットの機会を創出していきたいと考えています。

 

水曜日のEnglish Dojo、金曜日のEnglish Dojo Special Learning Classの様子はこちらからご覧いただけます!

 

9月からの具体的な取り組み

※下記は、2016年7月29日現在で考えていることです。

 

1、「志ノート」のバージョンアップ

志道館には、もともと「志ノート」という取り組みがありました。最近では、勉強の時間が余ったら取り組む、勉強道具を忘れた人が取り組む、という感じで、優先順位が低くなっていました。

「アウトプット」するためには、まずは自分の考えを整理しなければいけません。

自分の考えや思いを整理する、その訓練ができる、そんなノートとして活用できるよう、自身の書籍の出版経験があり、ライターでもある側近・近藤ともこ氏と共に、そのメソッドを思案中です。

子どもたちが、自分が書いた内容を、発表する場も設けていきたいと思います。

 

2、金曜日クラス、インターナショナルスクールに出稽古

(※本クラスは、英語に特化し、柔道着を着ないクラスとしていましたが、9月より柔道稽古も取り入れ、週1クラスでも、選択できるようになります。)

 

英語は、“アウトプットの機会”と“度胸”が大切だと考えてます。

金曜クラスでは、東京フランス国際学園の柔道クラスに出稽古にいき、自ら話しかけ、そこで友達をつくる、という、普段習っていることを、実際の場面で、アウトプットする機会を創り、そこでの度胸試しを実行します。

 

 

これから四期目を歩んでいく中で、上記以外のアイディアも浮かんで来ることでしょう。

そのアイディアを体系化し、よいと思うものはどんどん取り入れていきます。

 

 

三年経ったとはいえ、まだまだ発展途上であることには変わりありません。これからも一日一日を大切に積み重ねていきたいと思います。

 

 

 

館長・坂東真夕子

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