①実施日時
7月5日(月)〜7月10日(土)
現在稽古に参加している曜日の稽古中に実施します。
体調不良等でお休みした場合は次の週に実施します。
②試験内容
⑴全体共通
・「志道館7つの習慣」が普段からできているか?
※一年生については、着替えは4分30秒以内(ゆるくてもいいのでちょうちょ結び、帯が自分で結べること)
・志道館五訓の暗唱
・正座、座礼、立礼が正しくできているか?
⑵現在白帯のお子様
・後受身、横受身
・袈裟固、上四方固
・釣込腰または大腰
・自然体、右組、左組
※2年生以上の白帯のお子様については、⑶の内容で受ける場合もあります。
⑶現在色帯のお子様
・前回受身
・抑え込みのポイント、石川返し
・隅落、横移動の釣込腰、後さばきの支釣込足
・筆記試験(内容は思案中です)
③昇級試験に当たって
試験内容等については全て稽古の中でお子様には説明しています。
私としては、昇級試験という困難への挑戦をお子様自身の力で乗り越えて
欲しいと思っていますので、保護者様からの昇級試験内容等に関する個別の質問はお控えいただきますようお願い致します。
また、昇級試験が終わるまでは保護者様の稽古見学はご遠慮くださいますよう重ねてお願い致します(公平性を担保するため)。
昇級試験は「振り落とす試験」ではなく「受からせるための試験」です。
ただ、この数年間で全員が合格したことはありません。
試験当日に緊張して「志道館五訓」の暗唱ができなかったり、着替えが目標としている時間をクリアできなかったり、技術試験で全然違うことをやったり、と試験ですのでそれなりに様々なことが起こります。
ここで不合格になったとしても、それは失敗の経験を積むよい機会であると私は考えています。
お子様のこれからの人生を考えた時に、失敗や挫折のない人生はありえないと思います。
失敗や挫折をすることが悪いことなのではなく、その経験をどう活かすか、そこで腐らずにまた前を向いて歩いていけるか、レジリエンスが大事だと考えています。
ですので、昇級試験に合格してもしなくても何かしら得るものは必ずあると思います。
昇級試験に挑戦する姿をあたたかく見守っていただけると幸いです。
館長・坂東真夕子