「準備」って大切! 〜ひとりでできる!は自...
港南道場 2020年6月10日志道館 港南道場の少年部は、この春に幼年部から少年部へあがった小学一年生3名と新規入門の一年生2名、 2年生1名、合計6名...
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2020年1月19日に開催した第6回志道館杯では、柔道界のレジェンド・岡野功先生をゲストにお招きし、3歳児〜50代の塾生の皆さんに、釣込腰をご指導いただきました。
私個人的には、子供に釣込腰を教えるのは難しいと感じていました。
釣り手の細かい使い方や、大腰のように相手を大きく抱き抱えない釣込腰は、子供たちの筋力的に難しいのではないかと、考えていたのです。
岡野先生は、子供たちにこんな風に釣込腰のポイントを伝えてくれました。
「釣り手は大人がおビールのジョッキをゴクゴクと飲むようにこうしてから、体を回して、そして、おしりボンッ!」
※実際に指導していただいてる様子は、こちらの記事をご参照ください。
〈志道館杯を振り返って その1〜岡野功先生から学んだこと〜〉
https://www.bunbuichido.net/20200205ayakawa-column/
志道館では以前から、引き手は「今、何時?(腕時計を見る)」と教えていたので、岡野先生に釣込腰を教えていただいて以来、子供たちの間では釣込腰のポイントは「ごくごく、今何時、おしりボンッ」が定着しています。
この掛け声のもと釣込腰を練習すると、皆それなりに上手にやります。
私として新たな気づきだったのが「おしりボンッ!」です。
相手を腰に乗せようとするのではなく、腰を相手に当てにいく感覚というのは、それまでの私にはなかった発想です。
しかも【おしりたんてい】が子供たちに人気があるように、子供たちは「おしり」が大好きです。「おしりボンッ!」は子供受けするキャッチーなフレーズです。
私が感じていた「子供には釣込腰は難しい」というバイアスも、子供たちが吹き飛ばしてくれました。
ちょっとした言い回し、ちょっとした工夫で、子供たちの投げ技に対する理解度や興味も変わってくると思います。
日々探究あるのみです。
館長・坂東真夕子
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