成年部に女性指導者が加入
港南道場 2019年9月18日志道館成年部に、新しく女性指導者が加わりました。 【経歴】 金森 円花(かなもり まどか) 平成6...
成年部に女性指導者が加入
志道館成年部に、新しく女性指導者が加わりました。 【経歴】 金森 円花(かなもり まどか) 平成6...
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日曜日は、成年部の合同稽古日です。四ツ谷道場、港南道場を合わせて20名程の塾生様が集まります。
今回は特別に、「世界柔道選手権東京大会振り返り企画」を行いました。
まずは、世界柔道選手権に関する質問タイムを設けました。塾生様からいただいた、いくつかのご質問を紹介します。
・出場選手の「礼法」について、どう評価しているか。
・海外選手の技で初めて見た技があったので、その名前と掛け方を教えてほしい。
・決まり技が「内股」ではなく、「跳腰」ではないかと思うことがある。2つの技の違いは何か。
など
皆さんは、様々な視点から今大会をご覧になったようです。柔道の本質に迫る良いご質問を沢山いただきました。わずかな時間ではありましたが、柔道をより深く知るきっかけになったかと思います。
「内股」は、多くの塾生様が「やってみたい」、「もっと上手くなりたい」と思われているようです。今回は、様々な視点から「内股」にアプローチしました。実施内容は以下の通りです。
・「足技の内股」と「腰技の内股」
丸山城志郎選手(ミキハウス所属)・海老沼匡選手(パーク24所属)などの内股を例に挙げながら、内股の解説を行いました。(今大会以外の動画も使用)一流選手は、様々な内股を使い分けています。1つの技を追究するだけでも奥が深くて面白いですね。
・安全な「内股」の掛け方
「内股」は、掛け損じた結果、頭から畳に突っ込んでしまうと非常に危険です。「内股」の前に、まずは「釣込腰」をしっかりと習得することの重要性をお伝えしました。初めて「釣込腰」や「内股」を練習した塾生様もいらっしゃいましたが、皆さんが安全な内股の入り方をご理解されたと思います。
柔道をする上で、怪我をしない、させない技術を習得することが最も重要です。これからも「安全第一」を心がけた技術指導を行ってまいります。
わずかな時間でしたが、今回学んだことも生かしつつ実戦練習を行いました。普段は道場や稽古する曜日が違い、顔を合わせることがない方と組み合えるのも日曜稽古の良さです。初対面の方と組み合うのは少し緊張もしますが、一緒に柔道をすればすぐに仲良くなれます。皆さんは、投げた投げられたに一喜一憂せず、楽しみながら柔道をされていました。
今回の企画は、試合の分析や評価より、「大会から何を学ぶか」を中心に実施しました。
世界トップレベルの選手たちの柔道を、全て真似することはできません。しかし、そこから学ぶことはとても多く、今回の企画を通し、皆さんの柔道に対する興味は更に増したと感じています。今回参加してくださった方たちにとって、有意義な日曜稽古になったのではないでしょうか。
11月末には大阪グランドスラムがあり、そして、来年は東京オリンピック・パラリンピックも控えています。今後も志道館では、柔道の大会に関する企画を設け、柔道の魅力を塾生様にお伝えしていきたいと思います。
ちなみに…
稽古後も柔道の話題は尽きることなく、塾生様たちと指導者で約30分は語り合っていました。閉館時間がなければ、きっとあと1時間は話し続けていましたね。皆さんの「柔道熱」はすごいです。
やっぱり柔道は奥が深い!面白い!
綾川浩史
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志道館は、競技志向の道場ではありません。心身の健康を第一に、「柔道精神」の理解と実践を目指す道場です。 ...
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