志道館杯を振り返って その1~岡野功先生か...
港南道場 2020年2月14日第6回志道館杯につきまして、すでに坂東館長、近藤館長秘書がコラムを書いておりますが、私も今大会を通して感じたことを何...
志道館杯を振り返って その1~岡野功先生か...
第6回志道館杯につきまして、すでに坂東館長、近藤館長秘書がコラムを書いておりますが、私も今大会を通して感じたことを何...
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志道館大人クラスでは、子どもクラスで実施している「柔道ゲーム」をする時があります。
これは、全員が袖を握り合った状態で立つ「立ち上がりゲーム」をしている写真です。一見簡単なように思えますが、全員の息が合わないと上手に立ち上がることはできません。コミュニケーションをとりがら何回も挑戦し、10人で一斉に立ち上がれた時は、皆さんが1つになったように感じました。
その他のゲームもいくつか紹介しましょう。
「バランスゲーム」
そんきょの姿勢で「手押し相撲」を行うゲームです。バランスを崩して、膝やお尻をついたら、潔く後ろ受身をします。
この日行ったのは、「団体戦」です。先鋒から大将までの試合順は、話し合いで決めていただきました。試合時間は30秒。「頑張れ~!」「もっと攻めて~!」楽しそうな応援が飛び交い、大盛り上がりでした。
「ひっぱりだこ」
全員が両隣の袖を握り、輪になってお互いのバランスを崩し合います。バランスを崩し、誰か1人でも足を動かしたら一旦ストップです。その方は輪の外に抜け、輪はどんどん小さくなります。
「バランスゲーム」同様、年齢や体格だけで勝負が決まらないのが、このゲームの面白さです。
大人クラスで「柔道ゲーム」をやる目的は、大きく分けて3つあります。
大人クラスの方たちは、柔道に対して常に真剣で、どんな時も「全力投球」です。その姿勢には、毎回頭が下がります。ただ、過度の「力み」は怪我につながりかねません。
志道館では、安全対策や、より良い技を出すために「全力でも8割」を提唱しています。そうは言っても、「力を抜く」のは案外難しいものです。稽古の始めにちょっとした遊びを取り入れることで、心身共にリラックスすることができます。
柔道は、「力任せ」ではできません。「押さば引け、引かば押せ」という言葉があるように、相手の力を利用することも重要です。これらのゲームは、柔道の「理合」を楽しく学ぶことができます。力の出し入れや、バランスの保ち方は、柔道にもつながるはずです。
大人クラスの稽古は、月謝、回数券ともに、お好きな日に参加していだたけます。したがって、いつ、どなたが参加されるかは、当日にならないと分かりません。現在、大人クラスに入門されている方は、約100名いらっしゃいますので、初対面の方と一緒に稽古をすることもあります。
このような遊びを通し、心の距離を縮めることも目的の1つです。ゲームのお陰で、柔道をする時には、とても仲良くなっています。
「柔道ゲーム」は、様々な効果があり、大人クラスでやる価値も十分にあります。そして、シンプルですが奥が深いので、大人がやっても面白いです。
今後も志道館では、子どもはもちろん、大人も楽しめるような「柔道ゲーム」を研究開発し、稽古に取り入れていきたいと思います。笑顔をつくり、心をつなぐ「柔道ゲーム」を皆さんもやってみませんか?
綾川 浩史
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