【Judo Experience Program】Judo instructor from Italy「I'm satisfied!!」

【Judo Experience Program】【International exchange】 2024年10月8日
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今回のお問い合わせは、イタリアで子供たちに柔道を教えているという男性でした。
6歳で柔道を始めたそうで、約20年の柔道歴をお持ちの方でした。
 
ご一緒されていた奥様曰く
「日本の道場で稽古をするのが、今回が初めてで緊張しているみたい」とのこと。
 
いざ稽古に入ってみると、熱のこもった様子で積極的に質問されました。
その質問は立技から寝技にいたるまで幅広く用意されていました。
 
わからないことを教えてほしい、という感じよりは【日本ではどのようにするのか、学んできた柔道との違いを学びたい】といった様子。
 

 
「あなたの技を見せてほしい」と指導者にリクエストする場面もたくさんあり、その都度、実際の技をかけて見せたりしながら解説していきました。
その要望は、内股、大外刈、大内刈、一本背負投、送足払、寝技(三角、送襟絞、腕挫十字固)など多岐に渡っていました。
 
指導者から見ても、体の使い方から技の入り方までとても上手で最初は内心「(教えることがないくらいだなぁ・・・・)」と思ったそう。
 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
様々な技を披露し、その都度解説を加えていく中で
・技の追う方向(大内刈)
・連絡技の連携を大切にすること(小外刈からの連絡、内股や大内刈)
などを伝えたところ
 
「これは使える。帰ってすぐ指導に使う!」と言って喜んでいたそうです。
 
「いくつかの技の大事なポイントがイタリアで学んできたことと違う点がありました。そこが大変、勉強になった!」
ともお話しくださいました。
 
 
最後に「I’m satisfied!」と一言。
(直訳すると「満足しています!」という意)
 
喜んでいただけてよかったです!
ご夫婦ともにとても気さくなおふたりで、笑顔いっぱいの時間となりました。
 

 
長年、柔道修行を続けてこられ、指導者としての役割も担っている方だからこそ、柔道の歴史や、精力善用自他共栄などについても良くご存知でした。
 
”ミッチのあいことば”をお渡しすると、目を通してくださり、その内容に感心された様子でとても喜んでいました。
本国で、子供たちにその絵本のことも伝えてくれるといいなぁと思います。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
館長補佐 近藤
 
 
 
 
 
 

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