ハワイ視察【JUDO編】
【Judo Experience Program】【International exchange】 2017年1月13日この度、将来子供たちが海外の道場と柔道交流ができたらと考え、ハワイの”ヒロ本願寺柔道クラブ”という道場に視察にでかけま...
ハワイ視察【JUDO編】
この度、将来子供たちが海外の道場と柔道交流ができたらと考え、ハワイの”ヒロ本願寺柔道クラブ”という道場に視察にでかけま...
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先日、NYから旅行で日本に訪れたという50代の男性が柔道体験に来られました。
元々、日本の武道に関心があったんだとか。
嘉納治五郎師範がどのような半生を送って柔道を確立されたのか、柔道にはどのような想いが込められているかなどをご説明しました。
「柔術とどう違うのですか?」
「いつごろから試合をするようになったのですか?」
など説明に対してさらにその内容を掘り下げる質問が繰り出されます。
嘉納治五郎師範の柔道哲学にとても魅力を感じている様子で、何度も深く頷いていらっしゃいました。
いよいよ稽古に入ります。
まずは、体操とストレッチ!
「先生はどうしてそんなに体が柔らかいのですか!」といいながら、ふぅーと大きく息を吐きながら、柔軟されていました(^_^;)
柔道は未経験ということでしたので、えりや袖の持ち方、足を置く位置、上半身の使い方など、一つ一つ解説をしながら進めます。
時々、立ち止まっては頭の中で整理している様子。
「自分で繰り返しやってみますので、少し時間をください」
「どんなリズムで動くのですか?」
「顔の向きはどちらですか?」
「背中にあてる手は柔道衣を握るのですか?開くのですか?」
など細かい点についての質問もどんどん飛んできます。
どこがポイントなのか、何が正解なのか、を頭の中で組み立ててから、理解をしたことを体でやってみる、という感じで試していらっしゃいました。
何度か打ち込みをした後、いよいよ大腰で投げてみることに!!
しっかりと投げ切る、いい大腰でした。
指導者が「とても上手です!」「いい技でした!」と言うとすかさず
「あなたが私のためを思って、上手に受けてくださるのがわかります。ありがとうありがとう!」
とのコメントが。
▶︎相手が怪我をしないように、投げた後はしっかりと袖を引くこと。
▶︎膝を使って重心を落とすことによって、相手を背負いやすくなる。
▶︎足の運びはすり足。薄紙一枚を挟むような感覚で足を動かすと技もかけやすい。
など、大事なポイントを伝える毎に
「それはとても興味深いです!」
「なるほど、それは大事なことですね」
と、柔道の奥深さを噛み締めている雰囲気でした。
指導者が何度も鮮やかに受身を取ったことにより”受身”にも関心が向いたようで、「次は投げられてみたい!」と言うご要望も。
単独で受け身の練習をしたのち、指導者がゆっくりと技をかけました。
アゴを引く、帯が畳についたら素早く腕全体で畳を打つ、などしっかりと要点が押さえられ、とても上手に受身ができていました。
大腰や大内刈に挑戦しましたが、どれもとても上手であっという間に形になっていました。
稽古の進み具合がスムーズだったので、リクエストいただいた「大外刈」にもチャレンジ!
【投げた後、相手の袖を引く】というポイントもしっかり押さえていました。
最後は座礼でフィニッシュ。
稽古後には「ミッチのあいことば」をお渡ししました。
「《精力善用》《自他共栄》がお子さんでもわかるように、絵本にしたものです」と伝えたところとても喜んでくださいました。
この度の柔道体験はとても楽しかった様で「ニューヨークに来た時にはぜひエスコートさせて!」と笑顔いっぱいに帰られました。
柔道の歴史や哲学、技の中に柔道理念が込められていることなど、柔道の背景にあるものの奥深さに大きな関心を持っている姿が印象的でした。
楽しく柔道体験をしていただくだけでなく、柔道の魅力ををさまざまな角度から伝えていけるプログラムにしていきたいと改めて感じさせていただきました!
館長補佐 近藤
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