【子ども×柔道】「人を投げる」よりも、大事...
幼児・小学生クラス<稽古風景> 2022年11月12日“柔道”と聞くと、一般的には「人を投げる」というイメージが強いのではないでしょうか? しかし、柔道の極意は...
【子ども×柔道】「人を投げる」よりも、大事...
“柔道”と聞くと、一般的には「人を投げる」というイメージが強いのではないでしょうか? しかし、柔道の極意は...
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志道館の子供クラスは
・幼児クラス 3歳〜年長さん
・小学生クラス 小学校1年生〜6年生
のふたつのクラスがあります。
多くの習い事が「幼児」と「小学生」を分けていると思いますが、志道館は【縦割りクラス】。
幼児と小学生が同じ時間帯に合同で稽古をしています。
(金曜日の英語基礎クラスは小学生のみ受講可能)
これは江戸時代薩摩藩の【郷中教育】をモチーフにしています。
※【郷中教育】とは?
https://globis.jp/article/6932
年齢の差があれば、できることにも幅があります。
合同でできる体操やアクティビティは声を合わせて一緒に。
柔道の技、技術部分の稽古は小学生と幼児を分けて練習しています。
年代に関わらず楽しめて、安全で
協力し合って一緒にやれて
体力的には少しきつい。
そんな稽古メニューを日々、考えています。
何度も顔を合わせるうちに、親しみが湧くようで、
何をしていいかわからない様子の幼児たちを見た小学生たちが率先して手を差し伸べている姿を見ることもしばしば。
練習の様子を見学された親御様、幼児の保護者様から
「小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんがよく面倒を見てくれて、優しい子が多いなぁと思いました。
「しぜんと手を差し伸べたり、教え合ったりする姿には、感動しました」
「お兄ちゃんたちに憧れて、家で習ってきた技を見せてくれたりします」
「〇〇君は優しくて強い!すごく上手だった!って、楽しそうに話してくれます」
このような言葉をいただくたびに、柔道を通して学んだことを体現してくれていることに誇らしくなります。
この日は、小学生が幼児とチームを組んで練習。
その日の課題となった技ができるようになるまで教えることになりました。
先生の見本を見た後でも、幼児クラスの子供たちにとってはすぐ真似するのは難しい。
そこを小学生たちがフォローします。
「足はここだよ」
「体の向きはこっちを向くんだよ」
「僕が前に立ってやってみるから、よく見ててね」
など
どんな言葉をかけたらわかりやすいか、どうしたら同じようにできるようになるか、試行錯誤しているのが伝わってきます。
時には「そうじゃなくてぇ」など、困ったような声を出すこともσ^_^;
・この技はどういう形だっけ?
・足を出す順番は?
・目線はどこを見てる?
・重心移動の仕方は?
など、伝えるべきポイントはたくさん。
技を教えるだけではなく、柔道衣の着こなし・帯の結び方も教えてあげています。
小学生にとってはどう伝えたらいいのか知恵を絞るのも、時には伝わらなくて悔しい思いをするのも学び。
幼児はわからないながらもマネをしながら少しずつ理解を深めていき、技を知っていきます。
教え合うことでお互いを高めあう。
「教えあう」ことは「学びあう」ことと言えます。
先生の指示をただ待つのではなく、
幼い子は先輩の振る舞いをみて学び
先輩は優しく年下の子たちを導く。
こうしてお互いに教えあい高め合うことができるのは
縦割りクラスならでは、です。
先生が教えることをそれぞれが学ぶことも大事ですが
お互いに協力し合って学び合うことができるように道をつけてあげるのも”学びの場”として必要なことと考えています。
これからも長い目で、子供たちの成長をじっくり見守っていきたいと思います。
館長補佐 近藤智子
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