【幼児・小学生クラス】前回り受身の練習!
幼児・小学生クラス<稽古風景> 2024年6月20日先日の【幼児・小学生クラス】では、マットを使って前回り受身の練習をしました。 回転する感覚を掴む練習は、他に...
【幼児・小学生クラス】前回り受身の練習!
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残暑を通り過ぎ、爽やかな秋風を感じる季節。
10月になると就学前検診もはじまるなど、小学校進学の準備が進みますね。
親御様もお子様自身も、新たな環境に進むことへの期待に胸を躍らせると同時に、どんな心構えで挑んだらよいか緊張感に包まれることと思います。
これまで通っていた幼稚園や保育園、こども園などと小学校生活では時間の流れもルールも大きく変わっていきます。
物事が大きく変わる時は、心と身体の力をたくさん使います。
小さな子供たちにとってはかなり負担が大きいでしょう。
変化を乗り越える、新しいことを受け入れる。
そこには「基礎体力」が関わってきます。
日常生活で必要な基本的な体力とスポーツの土台となる、筋力・持久力・柔軟性・バランス能力などを指します。
この基礎体力を鍛えた上に、跳ぶ・走る・方向転換するなどのスポーツの基礎的な運動スキル「ゼネラルスキル」が積み上がります。
あらゆる活動の土台となるのが「基礎体力」なのです。
一般社団法人 日本少年体育協会[編]
幼児体育指導者検定公式テキストにはこのように記されています。(引用)
幼児期では、身体的発達が、いかなる発達段階よりもはるかに重要な意義を持っている。
なぜならば、それは、単に自己だけに関わる生理的な力の静的な発達ではなく、遊びを中心として展開される彼の全生活に深いつながりを持つ、きわめてダイナミックな意味をもつものだからである。
人は幼児期に運動能力が飛躍的に増大する、と言われおり、運動能力全体や手指の運動などと知能や言語活動などの間に、ある程度の積極的な相関関係があることが知られています。
体力がつき、自分が思う様に身体を動かせるようになった子どもは
・自信がつく
・社会性が発達する
・身体と通したコミュニケーションを図ることで脳や心が発達する
このような効果があるといいます。
そして、これらを獲得したことで、小さな成功体験を重ねることができ、自己肯定感が高まり、積極性が増していくと考えます。
一つの物事に根気よく取り組む集中力。
この力は勉強や運動、さらに小学校行事に取り組む姿勢に影響します。
積極的に小学校生活に参加できるようになるためには、基礎体力をつけていくことが重要です。
ひらがなや数字の読み書きに取り組むことも大切ですが、成長著しい幼児期に、土台となる「基礎体力」をしっかりと身につけておくことが、子供たちの原動力となるのです。
志道館では、柔道の稽古のうちの50分〜60分を基礎体力トレーニングの時間に充てています。
「体幹」を鍛えることや、「自分の身体を思い通りに動かせるようになること」を重要視し、さまざまな動きを取り入れ、身体の発達を促します。
走る、片足で立つ、スキップ、前転、後転、ブリッジ、ハイハイ、カエル、ほふく前進、クモ、ゴリラ、アザラシ、クマ等々、子どもたちを飽きさせないよう競争形式にしたりチーム戦にしたり、楽しく基礎体力を強化します。
楽しさの中で、いつの間にかできることが増えている、という成功体験が大事だと考えています。
また、柔道は受身、投技、抑込技、どれをとっても全身運動です。
投技の一つをとっても、上半身から下半身まで体力を使いますし、技をかける際に相手の体を崩す「崩し」の練習の際は、崩す方向や一歩目の足の位置まで神経も使います。
「うちの子は、柔道の練習があった日は、ご飯をたくさん食べ早く寝るんです」という話もよく耳にします。
たくさん身体を動かして、たくさんご飯を食べてたくさん寝る。
このことが子どもの心身の発育発達に重要であることは言うまでもありません。
年長さんたちには、この時期からしっかりと基礎体力を養い、自信を持って小学校生活に入ってほしいと思います。
館長補佐 近藤智子
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