Well-being【①健康とは何か?】
Well-being 2023年4月24日どう生きるか?についての考察 館長補佐の近藤です。 運動とは縁がなかった私が、志道館をサポートする中で柔道に取り組む...
Well-being【①健康とは何か?】
どう生きるか?についての考察 館長補佐の近藤です。 運動とは縁がなかった私が、志道館をサポートする中で柔道に取り組む...
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夏の特別休館日を活用して、群馬県前橋市に農業体験に行ってまいりました!
柔道を通して心身の健康を高めてほしい、と考えると《体づくり=食の大切さ》にもしぜんと目が向きます。
坂東の実家(香川県)が畑を有し、農業に取り組んでいることもあり、坂東自身、以前から「畑にたずさわること」に関心があったんだとか。
「機会があれば畑に行きたい」とずっと思っていたようで、この度、友人からご縁を繋いでもらい、農作業体験に参加することができました!
すぎな農園
Facebook https://ja-jp.facebook.com/suginafarm/
すぎな農園さんは、前橋富士見町で平飼い養鶏と自然農で野菜と穀物を栽培していらっしゃいます。
たまごはひよこからお米を中心としたエサで育てたニワトリが産んだ平飼いたまご。
今回お邪魔させていただいた畑は「耕さない畑」。
農薬や化学肥料を使わずに自然の状態の中で、季節の野菜を栽培しているそうです。
自然農。
とても楽しみです!
どんなことをさせていただけるのか知らないまま、畑集合。
まずは畑を耕し、種を植える体験をさせていただくことになりました。
種を植える予定の場所は雑草が密集していて、まずはその雑草を取り除くところから。
鎌を使って根っこを切りながら、雑草を取り除いていきます。
土を掘り返すと、虫も時々、顔を出します。
傷つけないように捕獲しながら、どんどん雑草を抜いていきます。
今回、植える種はこちら。
キャベツとブロッコリーだそうです。
雑草を取り除き、土を耕したところに、指で溝を作ります。
小さな種(直径1mmもない感じ)を一粒一粒、丁寧に溝に置き、そっと土をかぶせていきます。
全ての種を植えたところで、土が乾燥しすぎないように藁を被せます。
これから1週間ほど、水やりもせず、土もいぢらず、放っておくそうです。(これが自然農かぁ)
キャベツとブロッコリーを植えた後は、以前、植えておいた野菜の収穫のお手伝い。
どこに何が植えてあるのか、私たちには見分けがつかないほど、野菜も雑草も混ざり合って勢いよく成長しています。
「ここにトマトがあるよ」と指さされたところを見ると
色も形もまちまちなトマトが!
農薬をいっさい使っていないので、採ったその場で食べられます。
青々した香りと酸味の効いた果汁がとても美味しいトマトでした。
(虫たちにとってもご馳走なのか、カナブンが何匹もトマトにしがみついてました)
他にもニンジン、オクラ、ピーマン、などたくさん収穫しました。
少し離れた場所にある、田んぼにも行きました!
秋の収穫祭にもぜひお邪魔したいと思います!!
氏神様である「赤城神社」にもお参りしてきました。
観光っぽい要素がいっさいない、土地の神様、という風情で
奥の森はまるでジブリの世界。
見たこともない生物と出会えそうな、神秘的な空間が広がっていました。
今回の農業体験で、久しぶりに土に触れました。
大地の匂いを嗅ぎ、緑の香りに包まれ、都内にいると感じられないような穏やかな時間の流れを体感しました。
体に心地の良い疲れはありましたが、心がスッと晴れやかになり、力がみなぎったようです。
夏の疲れも吹っ飛んだ感じがします!
この体験は、志道館の子どもたちや大人の方にも体験してほしいなと思いましたので
いつか「志道館 農業体験ツアー」を企画したいと思います。
館長補佐 近藤智子