子供たちの感想文〜志道館杯を終えた今の気持...
幼児・小学生クラス<稽古風景> 2016年12月21日志道館杯の後、子供たちは志ノートに【感想文】を書きました。 みんなそれぞれ「悔しかった」「楽しかった」「また頑張りた...
子供たちの感想文〜志道館杯を終えた今の気持...
志道館杯の後、子供たちは志ノートに【感想文】を書きました。 みんなそれぞれ「悔しかった」「楽しかった」「また頑張りた...
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志道館の【幼児クラス】【小学生クラス】では稽古の最後に《日本人千年の教科書》と言われている「実語教」の素読をします。
素読の効果は、以下のようなことが言われています。
・地頭がよくなる。
・脳を活性化する
・素読をしている子どもは情緒が安定している。
・素読をしている子どもは語彙の蓄積量が多い。
素読とは文章の意味を考えることなく、文字(文章)を繰り返し声に出して読むこと。
志道館でもあえて、文章の意味は教えていません。
何度も繰り返しているうちに、しぜんと言葉の意味が分かってくると思います。
ものごとを身につけようと思ったら反復しておこなうことが大事。
それは柔道も同じです。
一つの技を何度も反復することで、やっと技の理合が理解でき、自分の技になっていきます。
それが「身につく」ということです。
また、「実語教」は弘法大師空海によって作られたと言われています。
山高きが故に貴からず。
樹有るを以て貴しとす。
から始まるその内容は、親や目上の人への礼儀、学び続けることの大切さなど、
“人生を生きる智慧”が29項目に渡り、繰り返し説かれています。
尚、〈志道館五訓〉はこの実語教の教えを凝縮したものです。
館長はこう言います。
「志道館の子どもたちには、実語教の素読に取り組むことで、実語教に説かれている“人生を生きる智慧(=人としての生き方の基本)”と共に、美しい日本語の語彙や文脈を、頭で理解し覚えるのではなく、骨の髄まで染み込ませて、立派な大人になって欲しいと考えています。
彼ら彼女らが将来何かに迷った時、骨の髄まで染み込ませた実語教の言葉が、きっとよい方向に導いてくれることでしょう。」
実語教に触れて育ったことが、子どもたちの未来を支える礎になってほしいと、願います。
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