志道館杯を振り返って その3~大人の背中を...
港南道場 2020年3月9日志道館杯の運営には、多くの子どもクラス保護者様、大人クラス塾生様がご協力をしてくださいました。今大会が子ども達の笑顔...
志道館杯を振り返って その3~大人の背中を...
志道館杯の運営には、多くの子どもクラス保護者様、大人クラス塾生様がご協力をしてくださいました。今大会が子ども達の笑顔...
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今年度(2023年度)より「大人クラス」稽古カリキュラムを若干リニューアルしました。
〈大人クラス稽古カリキュラムはこちら〉
https://www.bunbuichido.net/202304curriculum-change/
新しい取り組みの一つが、月に一度の「乱取り稽古日」です。
「乱取り稽古日」は文字通り、通常稽古日よりも“乱取り(所謂実戦稽古)”に多目に取り組みます。
“乱取り”はエキサイティングで面白味がある反面、怪我のリスクが高まることも事実です。
こういった大人の習い事であったとしても、武道系格闘技系では、怪我を勲章のように語る人もいますが、私は柔道であっても「怪我することが当たり前」とは全く思っていません。
何故なら嘉納治五郎師範(柔道の創始者)が提唱した柔道とは、古来柔術の技術をベースに「相手の体を慮り安全性を考慮し構築されたもの」だからです。
身体活動ですので、どんなに気をつけたとしても怪我のリスクはゼロにはなりません。
ただ、そのリスクを少しでもゼロに近づける努力はできます。
その具体的な取り組みの一つとして、志道館では【「よい乱取り」の定義】を定め、先日の「乱取り稽古日」に塾生の皆さんに共有しました。
※「稽古着を軽く持っていると変化の際その動作が対手に判らず、当方の施そうという技に備えしむる機会を与えぬことができる。また力が入っていないと容易にくたびれないから多く試合に耐え得る(by嘉納治五郎師範)」
※力任せではなく、理にかなった技で相手を投げた時には喜びを感じるように、理にかなった技で投げられた時には潔く受身をとり「投げられる喜び」に浸りましょう。
●引き立て稽古
自分より体力や年齢・柔道経験・実力が格下の相手と組み合う時は、互いの安全に留意しながら、相手の力を引き出すように、相手の技を上手に受けてあげることが大切です。
また、理にかなった技できれいに投げることを心がけます。こうすることによって、自分自身も正しい技の入り方・受け方を再確認することができます。
●互角稽古
自分と実力が同等の相手に対しては、互いにしっかりと組んで正々堂々と技を掛け合います。「投げた、投げられた」にこだわりすぎず、共に良い技を認め合うことが重要です。切磋琢磨しながら心技体を磨きます。
●捨て稽古
実力が上の相手と稽古をする時は、臆することなくどんどん技を試すことが大切です。改善が必要な技は、すかされたり、返されることもあるでしょう。しかし、良い技はきちんと投げられてくれるので、正しい技を身につけることができます。
自分より実力が格上の相手に対しては、相手に臆することなく自分から積極的に技を仕掛け、自分の実力や技術を向上させます。
2023年度も志道館では、安全で健康的に、柔道の魅力を味わっていただけるよう尽力していきます。
館長 坂東真夕子
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