【元アスリート女性経営者の日記16】 よい柔...
元アスリート女性経営者の日記 2021年3月23日「よい柔道指導者」と聞いてどういう指導者像を想像しますか? 例えば生徒の話しをよく聞いてくれる先...
【元アスリート女性経営者の日記16】 よい柔...
「よい柔道指導者」と聞いてどういう指導者像を想像しますか? 例えば生徒の話しをよく聞いてくれる先...
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東京オリンピック柔道競技、日本人選手の大活躍に心躍らせている方も多いと思います。
2019年に東京で開催された世界選手権、そして今回の東京オリンピックをテレビ観戦して、個人的には「危ない!」と感じさせる場面が多いような気がしています。
例えば、2019年世界選手権女子52kg級決勝戦。
阿部詩選手が放った両袖の袖釣込腰、相手のロシアの選手は頭から突き刺さるように投げられていました。
東京オリンピックで二連覇の偉業を成し遂げた男子73kg級大野翔平選手の初戦は自ら頭から突っ込むような内股でした。
また、男子66kg級の阿部一二三選手の両袖を持った大外刈も、トップクラスではない選手もしくは柔道愛好家が使うと、相手を決めきれず相手が肩から落ちて非常に危ないと感じます。
その他、袖釣込腰なんかも、肘が極まるような場面があったり、そもそも投げられそうになっても、限界まで体を捻って受けてるので、受身も何もない訳で、よく鎖骨とか肩とか首とか痛めないな、と思ってしまいます。阿部選手も大野選手も言わずもがな世界のトップ選手です。
そしてその対戦相手も、その国のトップ選手たちです。
トップ同士が互いを研究し尽くして、厳しい組み手争いの中で編み出される技や、競技という勝負の中で起こる極限の受け方を、トップではない選手や小学生・中学生・高校生という若年層の選手、柔道愛好家が真似ることは非常に危険な行為であると、個人的には感じてしまいます。
選手や今の競技柔道としての競技スタイルを批判したいのではなく、「オリンピック柔道」と嘉納治五郎師範が提唱した「相手の体を慮って投げる安全柔道」は全く次元が違うものである、ということを私たち柔道指導者が認識する必要があると考えます。
文武一道塾 志道館では、3歳〜60代の方までが日々柔道修行に励んでいます。
日々の中で館長として一番重視しているのは「安全な稽古運営」です。
成年部(中学生以上の社会人クラス)では「生涯柔道の実践」を標榜し、「怪我をしない、させない柔道」を目指し一定のルールを設けています。
また、指導者間でも稽古の中でヒヤリとした場面や小さくても怪我が起こった場面を共有し、具体的な対策を練り、再発防止に努めています。
★成年部 稽古全体像
https://www.bunbuichido.net/beginner-female/
幼児・小学生クラスでは、投技・受身の基礎練習を重視し、乱取り稽古(らんどり/実戦形式の練習方法)では、「投げられた時に双方安全に受身が取れること」も乱取り稽古の意味合いの一つであると子供たちには説明し、投げられそうになった時に手をついたり、体を捻ったりせず、しっかり受身を取ることを指導しています。
東京オリンピック柔道競技を見て「柔道はやってみたいけど怪我が心配」「子供に習わせてみたいけど怪我が心配」と思いつつ
一歩を踏み出せない方がいたら、ぜひ文武一道塾 志道館にお問い合わせください!
冒頭にアップした書籍は、日々の安全な稽古運営に役立っています。
安全柔道を目指す柔道指導者でまだ読んでいない方がいたら、お勧めします。
株式会社 志道館
代表取締役 坂東真夕子
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