【四ッ谷・小学生クラス】小学生、柔道の創始者・嘉納治五郎を学ぶ

館長(コラム・講演・対談) 2020年9月4日
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四ッ谷本部道場 小学生クラスでは、今月から新たな取り組みを始めました。
柔道の稽古前後に、柔道の創始者・嘉納治五郎師範の伝記本や関連する本を10分間読みます。
 
嘉納治五郎師範の本たくさん
 

本は道場で用意し、その中から子供たちが自分で読む本を選びます。
 

 

今回はまずは嘉納治五郎という人物に興味を持ってもらうため、低学年の子でも読みやすい漫画本も用意しました。

 
読書する子どもたち
 
読書後3分間で、本を読むことで知った新たな事実や、印象に残った言葉をノートにメモします。曜日によっては自分がメモしたことを発表する時間を設けています。

 

 
 
 

歴史学者 アーノルド・J・トインビーは、世界の民族研究の結果「滅亡する民族の3つの共通点」を見出しました。

 

 
「滅亡する民族の3つの共通点」
 
①自国の歴史を忘れた民族は滅びる
②すべての価値を物やお金に置き換え 心の価値を見失った民族は滅びる
③理想を失った民族は滅びる
 

 
 
現代の日本はどうでしょうか?
上記3つの共通点が全く現代の日本に関係のない話しだと言えるでしょうか?
人物教育は、自国の歴史を学ぶきっかけになり、志を立て事を成し遂げた歴史上の人物の生き方は、人生において何を理想として生きるのか?何が大切なのか?を考えるきっかけともなることでしょう。

 
小4 男児  読書中

 
柔道を習う子供たちの身近には、ありがたいことに、嘉納治五郎という大人物がいます。
嘉納治五郎の人生、柔道発展の背景には、言うまでもなく日本の歴史があります。
また、幼少期から青年期の嘉納治五郎がどのような考えを持ち、講道館を創設し柔道を世に広めようと思ったか、そんなことを読書を通して学んで欲しいと思います。

 
 

 
 

人物教育の重要性について言及している記事もぜひご一読ください。
私が尊敬している青山社中株式会社CEO 朝比奈一郎氏の記事です。

 

「平成」の30年、なぜ日本はこれほど凋落したのか
変革への対応が得意だった日本人が、この30年、負け続けた理由
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/55931

 

 
 
 
 

 

館長・坂東真夕子

 

 
 
 

 

 

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