三様の稽古〜生涯柔道の実践を目指して〜
港南道場 2019年10月24日9月は世界柔道選手権の影響もあってか、沢山の方に入門をしていただきました。成年部の入門者数は四ツ谷、港南の両道場を合...
三様の稽古〜生涯柔道の実践を目指して〜
9月は世界柔道選手権の影響もあってか、沢山の方に入門をしていただきました。成年部の入門者数は四ツ谷、港南の両道場を合...
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志道館では、ご自身の目的に合わせた稽古を希望される方を対象とし、「プライベート稽古」を実施しています。プライベート稽古は、ご自身が抱いている疑問や課題の解決につながるマンツーマンレッスンです。多い時には、週に2、3件の申し込みをいただくこともあります。
稽古の目的は、塾生様によって様々です。
・集中的に習いたい技がある。
・仕事の関係で、日中に稽古がしたい。
・昇段試験前に、「形」の稽古を沢山やりたい。
・教員採用試験(保健体育)の実技試験対策をしたい。
・体育の授業で習ったことを復習し、もっと柔道がうまくなりたい。
など。
プライベート稽古を申し込まれる方の中には、「生涯柔道」の実践を目指す67歳の塾生様もいらっしゃいます。この方の柔道ブランクは、約50年です。50年ぶりに柔道を再開された想いを、次のように話してくださいました。
「高校時代、怪我と受験勉強で柔道から離れ、そのまま約50年が経ってしまいました。私の中で、柔道に対する想いは、ずっとくすぶり続けていたんです。やっぱり柔道が好きなんですよね。柔道を再開しようと一念発起し、インターネットで「志道館」を見つけ、『ここならできそうだ』と思い入門しました。
数ヶ月間はプライベート稽古で体を慣らし、また通常の成年部に合流しますよ。
稽古を続け、試合に出られたら嬉しいです。私が高校時代に柔道を教えていただいた先生は、90歳位まで柔道のご指導をされていました。先生を目指して、これからも無理をせずに柔道を続けていきます。」
長年のブランクを乗り越え、熱心に稽古に励むお姿には、毎回頭が下がります。
現在、膝の怪我から復帰中のため、実戦的な稽古は一切ありません。志道館エクササイズや受身、基本動作などの反復練習を中心に行っています。先日行った稽古内容は、以下の通りです。
志道館エクササイズ(体の痛みがないかチェックしながら、通常の成年部より入念に実施) 45分
↓
受身(座位・そんきょ・立位・動きながら・2人組受身 など)25分
↓
柔道の基本動作(自然体・すり足 など) 10分
↓
投げ込み(大外刈・膝車 など)10分
90分間稽古をしても、膝の痛みはほとんどないそうです。
今後は、少しずつ打ち込み、投げ込みの数を増やし、約束乱取りも取り入れていきたい思います。これからも、ご自身のペースで「生涯柔道」を楽しんでいただきたいです。
志道館ではプライベート稽古を随時受付中です。女性の方には女性の指導者、もしくは女性の受役が担当いたしますのでご安心ください。ご自身のためだけの特別な「マンツーマン稽古」を体験してみませんか。きっと、柔道に関する悩みの解決につながり、柔道がもっと好きになると思います。
プライベート稽古に興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
※コラム 「ドイツ人作家ILIJA TROJANOW(イリヤ・トロヤノフ)氏、柔道プライベートレッスンレポート」参照
綾川 浩史
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