「精力善用 自他共栄」は世界のあいことば!...
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令和2年1月19日 伝説の柔道家・岡野功先生をスペシャルゲストにお迎えし、第6回志道館杯を開催しました。
志道館杯は年に一度開催している道場内イベントです。
文武一道 塾志道館 幼年部・少年部の生徒による試合稽古、スペシャルゲストによる
柔道教室が主な内容です。
幼年部の生徒、小学生でも入門1年未満の生徒は「寝技(固技)勝負」となります。
入門時期や体格・年齢等を考慮して、幼年部は4つのグループ、少年部は3つのグループに分かれて日頃の成果を競い合いました。
各グループの優勝者には金メダルが授与されます。
各グループ熱戦を終えた後の表彰式で、惜しくも優勝を逃した4歳男児がつぶやきました。
「メダルをとるのはむずかしいなー」
「その通り!メダルをとるのってとっても難しいんだよ。だからこそ価値があるんだよ」と私。
志道館杯に於ける競い合いは「試合」ではなく、私は敢えて「試合稽古」と表現しています。なぜなら「試合」はあくまで普段の稽古の一環だと考えているからです。
そして「試合稽古」から経験するであろう様々な体験は、子供たちにとっては人生の
「先行体験(予習)」だと思うのです。
例えば、自分の出番前の緊張感、、、人生での大事な局面では必ず緊張感が伴います。
また、周囲からどんなに応援されようが、畳の上で戦うのは自分自身なのです。
誰も助けてはくれません。戦いの場には自分のお父さんお母さんですら介入できない。
畳の上は自分自身の人生そのものだと言っても過言ではありません。
さらには、その戦いの場も相手があってこそ成り立つのです。勝っても負けても、自分を高めてくれた相手に対する敬意がなければ柔道の「試合稽古」は成り立ちません。
まさしく「試合稽古」は「人生の縮図」なのです。
「メダルをとるのはむずかしいなー」と呟いた男児。
後日彼のお母様から聞いた話しでは、志道館杯後家に帰ってからお父様と一緒に抑え込みの特訓をしていたそうです。
人生において自分が思うような結果が出なかった時こそ、真価が問われる時です。
人生は自分の思う通りにいかないことの方が圧倒的に多いことを考えると、「負ける練習」ってすごく大事なことだと思います。
彼に限らず、参加した子供たちがそれぞれの力を出し切ったよい大会となりました。
これからもがんばれ!小さな勇者たち!!
※第6回志道館杯のレポートは近日中にアップ予定です。
岡野功先生の柔道教室。
岡野先生におもしろおかしく分かりやすくご指導いただき、子供たちも大喜びでした!
館長・坂東真夕子
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