週末の志道館 大人クラス～土日も元気に活動中！～

「土曜日は、会社の仲間とゴルフに行ったよ。」
「私は、日曜日に高校時代の友人とテニスをしたわ。」
月曜日に、大人がこのような会話をしていても、特に違和感を感じないと思います。
 

では、これはどうでしょうか。
「土曜日は、足技を中心に練習したよ。これからは、連絡技を使えるようにしたいな。」
「私は、日曜日の稽古に初めて参加したの。その日は『形』の稽古日だったんだけど、すごく面白かったわ。」
身近にこのような会話をしている方は、ほとんどいらっしゃらないと思います。日本において「趣味としての柔道」は、あまり定着していません。それに加え、大人が週末に柔道をできる場所は、かなり少ないと思います。
 
 
「休日に柔道がしたい。」、「平日は、仕事や学業が忙しくて稽古に参加できない。」志道館は、そのような方たちのご要望にもお応えします。

 

〈週末の成年部稽古時間〉
 
四ツ谷本部道場　成年部
土曜日　１４時から１６時
日曜日　１０時半から１２時半（港南道場にて実施）
 
港南道場　成年部
日曜日　１０時半から１２時半
 

 
 
土日の稽古にも、毎回多くの塾生様が参加されています。成年部の皆さんは、週末の柔道がとても楽しみなようです。四ツ谷・港南の両道場が合同で稽古をする日曜日は、２０名近くの塾生様が集まる時もあり、広い港南道場も活気に満ちています。普段会うことの少ない塾生様同士で稽古をすることは、お互いにとって良い刺激になるでしょう。
 
平日の稽古は１時間半ですが、週末は２時間実施しています。稽古時間が増えるからといって、運動の負荷が極端に上がることはありません。技を磨くための「反復練習」や「研究」の時間を多くとるようにしています。
 

 
週末は時間的な余裕があるため、稽古前後の時間を有効活用されている塾生様も多いです。トレーニングやストレッチを入念にされたり、技の研究や打ち込みを行っている方もいらっしゃいます。また、２つの分科会にとっては、打ち合わせをする貴重な時間です。「形研究会」は、今後の稽古予定を確認したり、「嘉納治五郎研究会」は、資料を持ち寄って、発表会の準備をされています。
 
 
「健康増進」、「昇段」、「日本文化理解」など、大人の方が柔道をする目的は様々だと思います。しかし、皆さんに共通していることは、柔道が「好き、楽しい、面白い」ということです。投げた、投げられたのみに拘泥せず、純粋に柔道を楽しまれています。皆さんの稽古を終えた後の表情は、とてもさわやかです。
 

 
柔道は、「競技」面のみならず、「教育」、「健康」の面から見ても、素晴らしい価値があります。その魅力に惹かれ、「長く柔道を楽しみたい」と思う方もいらっしゃるでしょう。しかし、実際には、学生時代で柔道をやめてしまう方が、とても多いと思います。「柔道は趣味として続けたい。でも、柔道を続ける場所がない。」これは、非常にもったいないことです。「柔道を始めたい」という方の場合も、同様な状況だと思います。他のスポーツに比べ、大人が柔道を始められる環境は、まだまだ整っていません。
 
志道館は、そのような環境を少しでも変えていきたいと考えています。「ブランクが何十年もある方」、「初心者の方」、「運動に自信がない方」も大歓迎です。塾生様それぞれに合わせた稽古内容、稽古プランをご提案し、「生涯柔道」の実践をお手伝いします。ぜひ１度、見学や体験にいらしてください。柔道衣のレンタルもございますので、手ぶらで来ていただいても大丈夫です。稽古の様子や、塾生様の笑顔をご覧になれば、きっと柔道をしてみたくなりますよ。
 
 
志道館は、週末も元気に活動しておりますので、ぜひお気軽にお越しください。
 
 
 
 
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綾川 浩史