新宿区少年少女柔道大会に出場しました!〜試合にどう、向き合うか?〜

館長(コラム・講演・対談) 2018年3月5日
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2018年3月4日(日) 第14回新宿区少年少女柔道大会に、文武一道塾 志道館から5名の小学生が出場しました。

 

文武一道塾 志道館は、公式試合にはほとんど出場していません。なぜなら、小学生からの競技志向は必要ないと考えているからです。
しかし、試合の勝敗や、試合前の緊張感から学ぶべきこともあろうかと、年に一度の道場内での試合稽古「志道館杯」と、この新宿区少年少女柔道大会には希望者のみ
出場しています。
結果は悲喜こもごもで、1名がベスト8、4名は初戦敗退。

 
初戦敗退も、自分の力を出し切った負けと、そうではない負けがありますが、みんな正々堂々と試合に臨んだ姿に、それぞれの成長を感じることができました。
手前味噌にはなりますが、開会式での話しを聞く態度もよく(普段の稽古よりもちゃんとしていて「やればできるじゃん!」と複雑な心境に、、、)
とにかく怪我なく終わり、ほっとしています。

 

 

 

次は文武一道塾 志道館も主催者側に回る「考える!楽しむ!第一回 福見友子杯 少年少女柔道錬成大会」です(2018年3月18日(日) 開催)。
https://www.bunbuichido.net/fukumutomokocup/

 

 

あと2週間で準備すべきことは山積み。
先日、同じく主催者であるeJudoの古田さんとミーティングをした際、古田さんから見せていただいたのが、財団法人日本サッカー協会が作成するリーフレット。

http://www.jfa.jp/youth_development/players_first/

 

「3/18の試合でも、こんなリーフレットが欲しいよね」と、オリジナルを作成することになりました!

 

ちなみに今回の大会では、既に大会要項に私たち指導者や応援する大人たちの振る
舞いも明記しています(下記参照)。
私たちは柔道ロボットを作りたい訳ではなく、子供たちに柔道を通して自ら考え判断できる力を育んで欲しいと思っているからです。

 

★福見先生による技術講習におけるグループワーク中は、アドバイスは禁止とする。
但し、子供たちからの質問があった場合のみ、その質問に対しヒントを与えるに留まる程度の回答をすることができる。

★団体戦においては、試合終了後の拍手のみに留めアドバイスや声援は禁止する。

 

 
昨今の競技柔道の低年齢化は間違いなく私たち大人が作り出したものです。
子供たちにどうこう言う前に、私たち柔道に携わる大人が、試合とは何なのか、勝敗をどう捉えるのか、何のための柔道なのか、そこに向き合う時期にきているのではないかと、私は思います。

 

 
館長・坂東真夕子

 

 

 

 

 

 

 

 

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