柔道とラグビーのいい関係〜ラグビーブームに...
館長(コラム・講演・対談) 2019年11月12日ラグビーワールドカップの余波は、文武一道塾志道館にも! 今日稽古に参加した4歳男児。写真をご覧になってお分か...
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ラグビーワールドカップの余波は、文武一道塾志道館にも! 今日稽古に参加した4歳男児。写真をご覧になってお分か...
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自分自身の人生を振り返ってみると、柔道以外に長く続けたものはありません。
「趣味は?」と聞かれて、明確に答えられるようなものも持ち合わせていません。
そんな私が柔道を長く続けられている理由は2つあります。
一つ目の理由は、柔道は「難しい」から。言い換えると「奥が深い」とも言えます。
例えば「大外刈」という技の一つをとっても、人によって入り方やタイミングは微妙に違います。
それは人に教えられるものではなく、基礎練習の繰り返しにより自分自身で掴みとっていくものです。しかし、一つの技術を高めていくプロセスは決して平坦な道ではありません。困難な道のりです。頭でいくら考えても答えが出るものではありません。
せっかちな時代に生きる私たち現代人は、すぐに成果や結果を求めがちです。
しかし、柔道はそんなに簡単なものではない。
その「難しさ」故の楽しさ、困難な道を歩むやりがいを、志道館で汗を流す塾生さん達にどう感じ取ってもらうか、どう伝えていくか、日々試行錯誤、勉強中です。
二つ目は、柔道は「自分と向き合える」から。
柔道は道具を持たず、自分の身一つで稽古に励みます。一度畳に上がると誰にも何にも頼れない。今現在の自分の実力や己の弱さが否応なく露わになります。
柔道の稽古は相手がいないとできません。だからこそ自分を高めてくれる相手に対しての礼節を重んじる訳ですが、向き合っているのは稽古相手ではなく、稽古相手を通して見る「自分自身」だと私は感じています。柔道はごまかしが効かないんです。
「難しい道を自分自身と向き合いながら歩む」これって、人生そのものではないでしょうか。
柔道の魅力は人を投げるとか関節技とか勝った負けたにあるんじゃなくて、もっともっと本質的なことろにあるんだと思います。文武一道塾志道館が、柔道の真の魅力を感じられる場であるよう、これからも精進します!
館長 坂東真夕子
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