とどのつまり、柔道から何を学ぶのか?〜子ど...
館長(コラム・講演・対談) 2017年6月1日文武一道塾 志道館 設立から約3年半が経ちます。この3年半、私はほぼ毎日道場に立ち続けています。そんな毎日を過ごす中で、...
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文武一道塾 志道館 設立から約3年半が経ちます。この3年半、私はほぼ毎日道場に立ち続けています。そんな毎日を過ごす中で、...
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港南道場、幼年部・少年部のある土曜日の稽古で「礼」の練習をしました。
1つ1つの礼に「よろしくお願いします」や「ありがとうございました」という気持ち・心を込めて礼をすること。その気持ちを礼の形にあらわすために、背筋を伸ばして丁寧に行うことを意識して練習しました。
子供たちはポイントを1つ1つ伝えると、しっかり意識をしてやるのでとても上手に礼ができるようになってきました。
しかし、幼年部の子供たちがうまくできないことが1つありました。
稽古や試合で相手と礼をするときの練習。
礼は上手にできるようになりましたが始まるときに、礼のあと「左足→右足」の順で前にでる。終わりのときは「右足→左足」で開始線に戻って礼という一連の足運びに迷ってしまいなかなかスムーズにいきませんでした。
そこで、トレーニングでも子供たちに大人気のケンケンパで使っている赤・青・黄色の3色の輪を使ってやってみることにしました。
3色の輪をミッキーマウスの形に置きます。
顔の黄色は気をつけで立ち、礼をするところ。耳の左側に赤色、右側に青色を並べて、礼をしたら「赤→青」で前に出て、終わったら「青→赤」で黄色に戻るという方法でチャレンジしました。
最初は出す足が逆になってしまったり、出た方の足で戻ってしまったり、なかなかうまくいきませんでした。
でも、繰り返し練習をしてリズムをつかめてくると徐々にできるようになり「先生、できた!」「先生、見て!」といううれしそうな声が聞こえてきました。
できるようになった子は、輪を見ないでチャレンジ。そして次は輪のないところで先生を前にしてチャレンジ。向かい合うと相手は、自分と反対の足を出すので迷う子もいましたが、そんなときは輪に戻って自分で再確認をしていました。
特に小さな子供は、左右がまだ曖昧だったり、耳で聞いても想像して頭で整理することがまだ難しいこともあります。
そんなときは視覚化してみることでわかりやすくなるということを再確認しました。
まだ「頭で考えなくても自然とできる」まではいきませんが、今は色で覚えて練習を繰り返し、しっかり体で覚えられるように積み重ねていきたいと思います。
野尻 麻実
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